【特集】夢の先に見えたもの② マウンドからの景色
2012年02月20日(月)
１４０クラブの頂点。
そして全国１２００クラブの頂点を目指して闘った。
２０１１年覇者 『弘前ビクトリーＢＢＣ』の全国大会までの道のりを
２名の選手に作文にしていただいたので紹介します。
２回目は、全国のマウンドに立った皆川投手の作文です。
全国大会に行って
弘前ビクトリーＢＢＣ 皆川 公哉
今年は、全国大会に行って色々な事を学びました。その一つ目は、いつも監督などに言われている、練習からちゃんとやる事がすごく大事だと思いました。ぼくは、全国大会一回戦の先発で出してもらってうれしかったけど、いいピッチングができませんでした。一回表は良かったけど、二回表になってファアボールやデットボールなどでランナーを出し、打たれ、その繰り返しでした。そしてその回に６点を取られ、ぼくはベンチに戻されてしまいました。
その後はピッチャー交代で２点を取られ、コールド負けでした。その時思ったのは、ファアボールやデットボールでみんなの流れが変わってしまうんだと思いました。
秋に寺で合宿した時は、全国に行くと思いながら作文を書いて三か月たちました。そして全国に行って負けました。そして全国は簡単に行けるもんじゃないと思っています。
全国で一番良かったことは、大阪レッドウインと交流できたことです。心に残ったことは自分たちの試合じゃないけど、自分たちに勝った大阪レッドウインの試合を応援して、大阪レッドウインが全国一位になったことです。
そして感謝しているのは、監督やコーチです。次に感謝しているのは応援団です。そして、もう一人感謝している人がいます。袴田先生です。
これで自分の小学生野球が終わりました。
『大会事務局より』
皆川投手は、ＢＩＧＷＥＳＴＣＵＰから全国大会が終わるまで大きく成長した選手の一人だと思います。取材をしていく中で、球速やキレなど飛躍的に成長していく姿が脳裏に焼き付いています。全国大会を終え、皆川君は精神的に大きく成長をできたと感じています。100％のチカラを出せなかったと思います。まだまだ君の野球人生は始まったばかりです。同じ場面、同じ瞬間が絶対に訪れます。一歩一歩、確実に成長してください。今度は甲子園のマウンドで君を見てみたいです。
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